VB6の「ディストリビューションウィザード」や「Visual Studio Installer」では、機能も限られているため、フリーソフトで何かいいインストーラ作成ソフトを探すことになった。
そんななかで、64ビット対応も可能なインストーラ作成を探していたところ、Wixを見つけた。
Wixは高機能に感じたけれども、使い方が難しいように感じた。何より開発環境を作成するのがとても面倒で、VSの比較的最近のバージョンが必要なようであきらめた。もっと簡単に開発環境を用意して64ビット対応のインストーラを作成したいと思い探したのがInno Setupである。
Inno Setupは窓の杜で入手することもできる。入手できたインストーラを使えば作成環境は簡単にできる。
Inno Setupは、Windows用のインストーラー作成ソフトで、商用利用も可能なフリーソフトです。
Inno Setupを開発したのは海外の方ですが、日本の方々の協力もあり、 日本語のインストーラーを作成することができます。使い方はこちらのページを参考
使い方はWixの比じゃないぐらい高機能で使いやすい。ってかWixは私には難しすぎた。使いこなせればすごいものを作れそうだけど、環境づくりだけで時間が過ぎてしまいそう。
各セクションの使用例はMASATOの開発日記がとても参考になる。
Inno Setupの使用例(1/3) ・・・ここはセットアップの説明だからあまり意味はないかも

Inno Setupの使用例(3/3)
ここでセクションの基本を学べば簡単にできそう。
重要な[File]セクションの説明はここ。
例 Source: "..\exe\Heimdallr.exe"; DestDir: "{app}"; Flags: ignoreversion
..\exe\となっているのはスクリプトファイル(.iss)からの相対パス。通常programフォルダにある。
あとは64ビットで作成する方法はこちら。
[Inno Setup]64bitインストーラを作る
InnoSetupでは[Setup]セクションの「ArchitecturesInstallIn64BitMode」という項目でインストーラの対応アーキテクチャを選択できる。x64対応にしたい場合だけ、ここで「x64」と設定すればよい。
1)x64対応アプリ、インストーラをx64環境で動かす。
ArchitecturesInstallIn64BitMode=x64
ArchitecturesAllowed=x64
2)x86対応アプリ、インストーラをx86環境で動かす。
;ArchitecturesInstallIn64BitModeは記述しない
ArchitecturesAllowed=x86
3)x86対応アプリ、インストーラをx64環境のWOW64で動かす。
;ArchitecturesInstallIn64BitModeは記述しない
ArchitecturesAllowed=x86 x64
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